「本当に病んでいる人に、自然に身を置きなさいなんてとんでもない。エナジーを吸い取られるほどに、自然のパワーというのはすごいものなの」。 -秦泉寺さん曰く-
約25年で高い屋根よりもさらに高くなったgrass houseの木々
軽井沢ならいざしらず、バリの自然のエネルギッシュな事といえば、本当に秦泉寺さんがそう仰るのも頷けます。溢れんばかりの生命力。油断していたらこちらがやられそう。植物の育つ早さも日本とはわけが違うのです。
山の中のパワーを感じる場所といえば、ヨガのリトリートなどもよく開催されているウブドが圧倒的(観光地めいていますが、それでもやはりすごいです)。
ホテルの部屋のテラスからすぐに広がる大自然。今年初のホタルの光も拝めましたが、日本の幻想的なそれとは全く違い、激しい点滅(さすが!)……。
深い緑のどこかから、川の水が豊かに流れる音、虫か鳥かはたまた獣なのかわからぬような様々な鳴き声。夜になり、深い闇が世界を覆っても、音が止むという事が無いのです。
このホテル。一体山の中にどのように建っているのかわからないような一体感で、まさにインディー・ジョーンズの世界。深い山に残され、人類からも忘れ去られた遺跡の中にいるようなのでした。
最近では、こんな(下写真)ホテルが流行っていますね。ものすごいロケーションです。人々がウブドに惹かれるのもよくわかります。私も一度ゆっくりヨガのレッスンでも受けに再訪したいものです。ただし、自分がエネルギッシュでなくては、パワーをいただくどころか、負けてしまうのでご用心!です。