和歌山県へと取材で趣いた日、ちょうど途中を通る!ということで、かねてから一度訪れてみたいと思っていました、“安珍と清姫”で有名な、道成寺を訪ねてみました。
お能や歌舞伎が好きな人なら、一度は訪れてみたいお寺ですね。
まだお能の番組では拝見したことが無いのですが、一度は拝見したいと思っているうちに、先にこの地を踏む事となりました。
この“安珍と清姫”。お能をはじめ、歌舞伎や日本舞踊、文楽などで語り継がれるのにうってつけのお話と思えますが、燃やされた釣鐘の場所も諸説あるようですし、今となってはどこまでが真実かは定かではありません。ただし、安珍という僧侶がいた事については、元享釈書で明らかであるようです。
安珍と清姫があまりにも有名すぎて知られていないのですが、道成寺創建にまつわる、かみなが姫のお話も面白いので是非道成寺のHPをご覧になってみてください。
研究所へのお土産に購入した釣鐘饅頭はなかなかに美味でした。そしてその箱に入っていたこの“安珍清姫縁起之図”も気に入ってしまい、研究所のデスク近くに張っています。男は嘘をつくな!女は追いかけすぎるな!という戒めとしましょうか……。
最後に、道成寺の住所もお知らせしておきましょう。-和歌山県日高郡日高川町鐘巻-。
なんと、“鐘巻”!!! 市町村合併などがあっても絶対に消えて欲しくない地名ですね。