スネークフルーツ -Bali-

 

130710-1.jpg皆様おはようございます。
梅雨も早くに明けてしまい、やってきました連日の猛暑。私が小学生の頃は、夏の最高気温といえば32℃で、中学生の頃には熱血バスケットボール部で毎日汗を流していましたが、今や体育館で激しい運動などしようものなら、倒れる人が続出ではないでしょうか……。

日本の夏が、違う国の夏のように感じる今日この頃。思い出すのは南国のフルーツ。こう暑いと、身体が欲する食べたい物も、変化してゆきそうですね。
日本では売られている所を見た事が無いのですが、インドネシアといえばこのスネークフルーツ(現地ではサラックと呼ばれます)。蛇のようですね…。実際に蛇の皮にそっくりな、とても固い皮に覆われています。

4年前にボロブドゥール遺跡を観に訪れた時には、ホテルの朝食でいただいたものがあまりに変わった味で、二度と食べないだろうと思っていましたのに、現地住まいの人と市場で買ったものの美味しいこと!やみつきになってしまいそうでした。

130710-2.jpg「こんなに原始的なフルーツは他に無いの。このフルーツが実っている所を見せたい」とお連れいただいた、スネークフルーツ農家のお宅が上写真。ウブドから車を走らせた所に、大農園が拡がっていました。

固い棘で覆われたこの植物の根もとに、下写真のように実が成るのです。
農園のおばあさんに、美味しそうなものを選りすぐって採ってもらい、すぐに食べたその味と言ったら、筆舌に尽くし難いのです。ホテルにある物は既に別物でした。市場のものも新鮮で美味しいと思いましたのに、もぎたてというのは、生命そのものの瑞々しさを味わうことができますね。

130710-3.jpg火照り過ぎぬよう、冷しすぎぬよう、バランスを心がけて上手にお過ごし下さい。