滋賀県は信楽にあります、MIHO MUSEUMの秋季特別展にお邪魔して参りました。
この日は友人が信楽高原鉄道の信楽駅まで迎えに来てくれるという事で、初めて乗ってみたのですが、素晴らしい景色が楽しめました。
“高原”と名のつく鉄道であるからして、上のような景色が楽しめます。
緑の中を走ります
線路はつづくよどこまでも
そして、いよいよ会場へ。いつもより展示室もかなり暗く、黒と赤の強烈さを強調した空間に。
日本中から根来の名品が集ってきているのではないか?!というくらいの内容でした。
特に興味深かったのは、東大寺二月堂ゆかりの道具たち。使われて使われて使われ続けてきた道具の持つ美しさには、何物もかないませんね。
それが祈りの場で使われていたのですから、その独特の気を纏った雰囲気はことさらに我々を魅了しながらも、自身がそれを骨董として使おうだなんていうことは、未熟な私には思いすら及びません。
久々に、和歌山は根来寺の聖天堂にある根来塗の修法壇を見にでかけたくなりました。
秋の紅葉狩りは和歌山に決まりですね。
もちろん、MIHO MUSEUMあたりの紅葉もいつもとても美しいので、展示替えもあることですし、再訪する事にいたしましょう。