夏のスペイン旅行の思い出より・・・・・・。
おそらくは、その建築に出会ったすべての人々を魅了してやまない天才ガウディにも、不得手な事はあったらしく・・・・・・。
ガウディ建築を語る上では絶対的に欠かせないと思われる、“色彩”。そう、色のセンスが無かったのだとか(無いと言ってもどのレベルかわかりませんが)。
“無い”とは申しましても、自身の建築を完成させる為の類い希な才能を引き寄せ、親子ほども年齢差のある若い才能に全幅の信頼を置いて任せられるのだから、それを含めてガウディはやはり天才なのでしょうが・・・・・・。
ジュゼップ・マリア・ジュジョール
あまりその名を知られぬジュジョールですが、彼無しにガウディの建築はありえません。なのに、なぜか“地球の歩き方”にも全く掲載されていないのですが。
ジュジョール建築が残るバルセロナ郊外の町へ行ってきましたので、写真をご紹介します。
その他、ガウディ建築でも、グエル公園やグエル教会、カサ・バトリョの色彩はジュジョール無しにはあり得なかったわけですから、共にご紹介しておきます。
このような色の建築が、見事に町に溶け込んで何の違和感もない、スペインの町並みはとても美しいものでした。