帰りたくない

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昨日にひきつづき、長野の記憶、友人宅近くの牧場にて。
夏の間やってきてこちらに放牧され、好きな時に草を食み、好きな時に眠り、そんなそのまんまの姿で、我々人間をいやしてくれている牛さんたち。
冬は雪が深く積もる為、11月頃にはお迎えがやってきてどちらかの牛舎に戻るらしいのですが、嫌がってトラックに乗らないのだとか!
そりゃあ、そうだよなぁ・・・・・・。

私も長野から戻ってからというもの、“雑踏の中、アスファルトに阻まれ土は見えぬ道を自転車で急ぐ自分”というのを俯瞰して見た時、長野にいた事が儚い夢であったかのごとく思え、同じ時間をこうも違う場所で人々は暮らしているものなのだなぁ・・・と不可思議な気分になるものです。
今現在も、友人宅の周りは静寂に包まれ、鹿が駆け巡っている事でしょう。
二泊三日の滞在でしたが、あの静けさを体感した事は、ヨガの稽古で瞑想する時に、私に良いイメージを今も与え続けてくれています。

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