禅と文化の旅 募集中

131025.jpg慈照寺内 洗月泉

11月28日(木)に予定しております、第11回禅と文化の旅ですが、おかげさまをもちまして、催行決定となっております。
まだ人数には余裕がありますので、是非ともお申込いただければと思います。

慈照寺研修道場における、―慈照寺の花―につきましては、職員が取材させていただき、本日発刊の季刊『禅文化』230号より4回に亘って連載させていただく事になっています。是非皆さまに、花方・珠寳先生の花を実際にご覧いただき、感じていただきたいと思っております。宜しくお願い致します。

旅についての詳細、お申込はこちらからどうぞ。

 

【今回訪れる場所】

銀閣慈照寺
正式名称を東山慈照寺といい、相国寺の塔頭寺院の一つ。室町幕府八代将軍の足利義政によって造営された山荘東山殿を起原とし、義政の没後、臨済宗の寺院となり義政の法号慈照院にちなんで慈照寺と名付けられました。9歳にして家督を、15歳にして将軍職を継いだ義政は、生涯をかけ自らの美意識のすべてを投影し、東山文化の真髄たる簡素枯淡の美を映す一大山荘を作り上げました。銀閣寺は美の求道者ともいえる義政の精神のドラマを500年後の現代にも脈々と伝えています(相国寺派公式サイトより)。

●銀閣慈照寺研修道場
慈照寺が、平成23年(2011)年4月に開場。足利義政公のもとに発展し、日本文化の礎となった東山文化。以来継承され続けて来た茶・花・香を中心に、伝統文化・芸術を護り、伝え、学ぶ場。
その活動は国内に留まらず、永い年月をかけて培われてきた素晴らしい禅文化の底力でもって、ことばのみでは伝わりにくい”禅”をも海外に向けて発信・普及するに到っている。
今回はこちらで、「禅文化の特徴」と題して西村惠信所長の講演を行ない、慈照寺花方・珠寳先生による献花を拝見させていただきます。

●慈照院 大本山相国寺塔頭
延徳2年(1490)足利義政の塔所影堂となり、その法号より慈照院となる。
第七世の仏性本源国師と桂宮家の交流により、御学問所(現在の書院棲碧軒)が設けられた由緒ある塔頭。また、国師と千宗旦との親交による合作の茶室・頤神室が残る。通常非公開ですが、今回は特別に参拝させていただきます。

承天閣美術館 大本山相国寺内

開館30周年記念となる、円山応挙展を拝観。相国寺・金閣寺・銀閣寺所蔵の珠玉の画が集います。