12月8日(日)には、各寺院にて、成道会の法要が厳かに執り行われていた事と存じます。
私めは、さぞかし紅葉も綺麗であろうとふらりとでかけた大徳僧堂にて、ぴしゃりと閉じた門と、そこにあった張り紙に「そうか、今日は12月1日だった・・・」と、身が引き締まる思いがしたものです(それを見るまで呑気な事で忘れていました、申し訳ないことです)。
そして、ほぼ毎日のように老師の提唱を掲載してくださる居士林だより(円覚寺さんのブログです)を拝読し、朝あたたかいベッドの中で目覚める度に、「あぁ、布団から出たくない」と一瞬は思うのですが、その思いを吹き飛ばし、「いや、雲水さんは横にもならずに寒い所で坐禅を続けておられるのだな・・・有り難い事だ、それにひきかえ私はどうであろう・・・」と思ったものでした。
寒さや膝の痛み、眠気、妄想、極限まで坐れば、それらはどのように自分の中で変化を見せるのでしょう。雲水さんにインタビューとはなかなかできぬ事ではありますが、興味がありますね。お聞きしてみたいものです。