「今日はアラビアータを作ろう、美味しいパンが必要だ・・・」と思っていたある日のこと。
なんと、『禅僧になったアメリカ人』の著者、トムさんことトーマス・カーシュナ師から、自家製パンが届き、お裾分けいただきました!
このパン、なんちゃって自家製ではなく、なんとトムさんが自ら小麦を育てて実りを収穫、自家製粉し、焼いたパンなのです。さすが禅僧、この徹底ぶりは半端無いです。
友人たちの中にも、家で畑をしたり、天然酵母でパンを焼く人たちがいて、いつも尊敬のまなざしでしたが、さすがに小麦から育ててパンを焼く人は・・・・・・。
帰ってさっそくこんがり焼いてパスタのお供に。
小麦がフレッシュだと、香りも全然違います。全粒粉のパンは好んで食べるほど好きではなかったのですが、その美味しさに感激しました。
トムさんは畑の肥料から自分で作る畑名人。最近はレモンの木を畑に植えていました。無農薬レモンが収穫され、それで作られた何かが届く日を楽しみに待っている私です。
さて、そんなトムさんの半生を書いた『禅僧になったアメリカ人』は、苦悩や葛藤多き人生から、禅の修行から、トムさんが得たものを私たちに分かちあってくださるような本です。
静かな感動と、腹の底からふつふつとわき上がってくるような力が与えられる事は、読んだ者にしかわかりません。
是非ともオススメしたい本なのです!
『禅僧になったアメリカ人』より
トムさんの挿絵がまた素晴らしいのです!