以前ブログでもご紹介しましたが、岐阜県大垣市のお茶屋屋敷跡(慶長九年〈一六〇四〉頃、徳川家康が岐阜城御殿を移築させた将軍専用の休泊所跡)にある矢橋家別邸にて、「福森雅武 山の木と花 冬を生ける」(栄中日文化センター特別講座)が開催されましたので、お手伝いとしてお邪魔させていただきました。
とらわれの無い世界にいる人が生ける自在の花は、私の心まで自由へと解き放ってくれるようでした。
とらわれが無い分、素晴らしい器を見て感じたり(先生は、器がどう生けるかを教えてくれると仰います)、自然の中へ入って花を見て自然と一体になると、“生け方”というのは無限に可能性が広がり、先生の発想はこちらが思い及ばないものばかりで、ハッとさせられ続けました。
いつも真っ白でいらっしゃるからこそ、一期一会の新しい世界を見させてくださいます。
周りには笑いがたえず、先生が一番楽しんでいらっしゃるようなのですが、その楽しさに誰もがまた一緒くたに楽しくなってしまうひとときなのでした。
学び多き一日でした。
この花の会の様子はこちらに詳しいです。是非ご覧になってみてください。