心の洗濯

 

140307.jpg毎月第4土曜日にとある坐禅会に参加させていただいてます。
坐禅はしてみたいものの、朝6時からの早朝坐禅に参加するまでの気合いがなく調べていたところ、朝9時からの坐禅会がを見つけ、参加するようになり早5回・・・・・・。

毎回20人~25人程お見えでしょうか。
年齢層は結構高く、60歳前後の方が多いようにみうけられます。お話を伺っておりますと、10年ほど通ってるという方もおいでになり、みなさん年季が入っておられます。

坐禅会は朝9時開始で、本堂にてお経を唱えてからご住職の法話があります。今回は「坐水月道場 修空花萬行」という禅語に関しての法話でした。
日々ダラダラと過ごすの私にとっては反省しきりです。

法話が終わるといよいよ坐禅です。ところが、両足があがらず半跏での坐禅・・・・・・。呼吸法の数息観も教わり、格好だけは「坐禅しています!」というふうに見えますが、実際は、肩に力が入ったり、姿勢が悪く猫背になってきたり、外の音や声が気になったりで、なかなか集中することができません。
休憩をはさみ2回坐禅を組みますが、日によって短く感じたり長く感じたりしています。みなさん「始めは皆そうやから気にしないで」とお話下さいますが、いつになっら落ち着くことやら・・・・・・。

坐禅の後はお抹茶をいただきます。ご住職がお茶を点てて下さり、お手製のお茶菓子もいただき、坐禅で固まった気持ちと躰がまったりと解れていきます。

お抹茶をいただいている間に、座敷では几が並べられ写経の時間です。
皆さん慣れておられるので、書かれるスピードの速いこと!
筆を持つのは何十年ぶりの私にとっては、またまた肩に力が入ることになるのです。

写経が終わるのが11時30分頃でしょうか、写経几をかたづけ今度は毛氈を引きます。待望のお食事です!実は坐禅の時にお味噌汁や煮しめの香りが漂ってきて、ますます散漫になってしまうのです。
お食事は精進料理をいただきます。一汁三菜どれも美味しく、お皿が空くと、「おかわりいかが?」と声をかけてくださいますが、「待ってました!」とばかりに遠慮もせずさっと出してしまう。これが太る原因ですね。

お食事はお話しながら、とても良い雰囲気でいただき、先日の坐禅会では「この食事が楽しみで長年通ってます」とお話されている方もおられました。12時過ぎに坐禅会は終了となります。

坐禅会の時だけでなく、家にいる時に少しの時間でも坐禅を組んで気持ちを整える事ができるようにと思っています。

*各地で開催されている坐禅会情報はこちらをご参考に!