神戸の街を訪れて

140305-1.jpg最近、温暖化による環境の変化で自然災害の話題がメディア等で多く放映されています。
先日、神戸に行く予定があったので時間の合間に神戸港のメリケンパークにある阪神大震災のメモリアルパークに行ってきました。
神戸のお洒落な町並みからは想像もできない爪痕がそのまま残っていて、あらためて震災の恐ろしさと共に復興の喜びを感じました。
そこから眺めた景色と周りの整った景色のギャップには、とても違和感がありました。
ただ、あれだけ賑わいをみせた神戸港も震災直後はその面影もみられませんが、前後際断すればそのままの、震災前に訪れたことのある神戸の港だったというのが率直な感想でした。
過去を振り返ることはもちろん大切なことです。その瞬間に多くの方も亡くなられました。
しかし、そこに立ったときに、思いを巡らせることも大切ですが、生きている限りその瞬間を生き抜くことこそが被災者への慰霊になるのではないかと、景色の懸隔からそんなメッセージを受け取ったような感覚を覚えました。

もうすぐ東日本大震災から3年が経ちますが、今後このような大災害が起こらないことを祈り、日々の生活を大切にしていきたいものです。

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