利休・剣仲・織部の時代 -野村美術館-

140521.jpg緑美しい南禅寺参拝とあわせてお邪魔したいのは、野村美術館です。
現在、ホープ揃いとでも言いたくなるほどの名品がずらりと展示されています。それもそのはず、展観名を拝見すればわかる事なのですが・・・。

「利休・剣仲・織部の時代 ―天正から慶長の書と茶陶―」

当時の最先端、今まであったものにとらわれる事なく自分を生きた茶人にまつわる茶道具たち。面白くないわけもありません。

先人が新たに生み出し、長い年月伝わってきた茶道具というものを、我々現代の茶の湯をする者は拝見しているわけですが、現代においても常識を覆すような茶道具が出てきた時に、「今までに無いもの」に、単に拒否反応を持つのではなく、その物の真意を問える自分でありたいと願います。
ただ、単に奇をてらったものや、型を習得する前に型破りをしているような物(人)には、用心したいものです。

140521-2.jpg