5月21日(水) ~5月26日(月)まで日本橋高島屋にて開催されていました、「染織家 吉岡幸雄の仕事展-日本の暦・色かたち-」にお邪魔してきました。
今月初めにも、鎌倉の東慶寺さんにて、吉岡家所蔵の更紗展にお邪魔しました。京都に住んでいながらなぜか関東でばかりご縁があります。
季節ごとの行事には、その季節に見合った色が使われます。こんなにも豊かな色が日本には溢れている、そしてそれはそのまま、日本が四季のうつろいある自然豊かな土地である事を表しているのだと、感慨もひとしおでした。
思えば我々日本人は、さほど意識せずとも、毎月毎月の色というのは、自分達の中でもイメージがきちんとあるものですね。
会場は、天然染料の浄化作用?!からか、浄められているような心地がしました。
また、自然界と切っても切れない“色”の仕事が、寺院の宗教行事とも密接な関わりを持っていた事にも注目。ただただ、染色や布が好きで色々とみてきましたが、平安時代の装束のかさね色目にも前々から興味がありますし、もう少しこの世界についての理解を深めていきたいこの頃です。
6月3日 (火)~6月8日 (日)まで、北鎌倉の東慶寺さんにあります東慶寺ギャラリーにて、染司よしおか展が開催されるもよう。是非お運び下さい。
その他の予定はこちらでご確認いただけます。