本日は、個展のお知らせです。
季刊『禅文化』扉の切り絵をご担当いただいている作家・田中道男さんの個展が開催中。お仕事で赴かれたドイツ・ケルンの風景を、素敵な切り絵にして展観されています。
田中さんの切り絵は、幾重にも重ねた和紙で織りなす微妙な色と、素材の繊細さを生かして作られる陰影がとても印象的なのです。平面なのに立体的、絵なのに動きがあって、いつも自分が絵の世界に入り込んだような錯覚に陥ります。
『禅文化』にはモノクロで作品を掲載しているのですが、「本当はこの美しい色の世界に浸っていただきないな~」「現物を見て素材感を味わっていただきたいな~」と思っていました。
開期が短いのですが、お近くの方は是非お運びください!
【おおきに 独・ケルン】展
開期◆開催中~6月8日(日)
時間◆11:00~17:00
会場◆ギャラリー アートメモリー
※作品画像は、ご本人の許可を得て掲載させていただきました