映画「チョコレートドーナツ」を鑑てきました。
同性愛者のカップル(男性)が、薬物中毒の母親からネグレクトされているダウン症の少年の親権を求めて法廷で争うのですが、1970年代の実話(一部)が元になっているそうです。
当時の同性愛者への偏見、子供の福祉についての問題だけでなく、自己受容の手段など、色々考えさせられる映画でした。
カトリックでは教義上、同性愛は認められていませんが、同性愛者の結婚式を執り行なっている臨済宗のお寺があります。
妙心寺山内の春光院では「日本の仏教には同性愛を禁じる教えはない」として、ホテルとの提携による、同性カップルに向けた仏前結婚式のプラン(PDFファイルです)を提供されているそうです。
色々な立場がある問題かとは思いますので、以下あくまで職員個人としての発言として捉えていただければ幸いです。
このように柔軟な対応をされるお寺が、日本の禅宗寺院であったこと。私は素晴らしいのではないかと思いますが、いかがでしょうか。