臨済禅師1150年・白隠禅師250年大遠諱の事業として開催予定の「大坐禅会(平成28年に予定)」のプレ・イベントとなる、第一回目の講演会のご報告です。
「What is Zen? ―禅ってなに?― 臨済禅師1150年・白隠禅師250年遠諱」記念講演会と題しまして、去る6月27日(金)に、東京有楽町よみうりホールにて行なわれました。
以前からブログではご紹介しておりましたが、初回プレ・イベントとしてはとても好評で、1100席のホールに1000名近くの来場者があったことに、我々主催者側も驚きでした。
お足下の悪い中ご来場いただきました皆さま、誠にありがとうございました。皆さまそれぞれに何か少しでも掴んで帰っていただけたのでしたら、幸いです。
皆さまとご一緒に、延命十句観音経を唱えました
また、このイベントの為にご尽力いただきました皆さまのおかげで、無事円成致しましたこと、改めてあらゆる人の善意によって支えられている事を実感し、人の心の寛大さ(禅)を感じることができました。
不慣れなことで不行き届きの点が多々ございましたことを、心よりお詫び申し上げます。
全生庵住職・平井正修師による椅子坐禅の指導
これから平成28年の大坐禅会に向けて、こうしたイベントを開催、広報いたしますので、一人でも多くの方に禅の教えを知って頂くと共に、今後の取り組みにもご厚志をいただければ幸いです。
横田南嶺老師・姜尚中氏・佐々木閑氏の鼎談
なお、この講演会の詳細は、季刊『禅文化』234号・235号にてご紹介する予定です。こちらもまたご案内させていただきますので、どうぞよろしくお願い致します。
次回は、少し先になりますが、11月11日(火)に、同じくよみうりホールにて臨済会主催の「禅をきく講演会」が、遠諱事業の一環として開催予定されていますので、多数ご参加頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。