6月に刊行しました弊所の冊子、『坐る-白隠禅師坐禅和讃を読む』(西村惠信著)が、日本図書館協会選定図書に選定されました。
と、ここで私自身、はっきり申しまして、「日本図書館協会より、図書館選定図書に選定される」というのがどういう事なのかきちんとは理解していませんでしたので、これは皆さんにお伝えするに忍びない・・・と、調べてみました。
まず、日本図書館協会というのは、1892(明治25)年3月に発足した歴史有る団体で、図書館の成長・発展に寄与する活動を展開されているそうです。詳しくはこちらをご覧いただくとしまして。
そんな日本図書館協会が図書館に備える図書の選定に参考となる情報を図書館へ提供する事を目的に、各専門分野の選定委員約50名が、新しく発刊される書籍ほぼ全てに目を通して書籍を選んでいるそうです。
つまり、図書館に置かれるに相応しき本だと、認められるという事なのですね。
誰に認められているのかは、選定委員の方のお名前は出ていませんのでわかりませんが、より多くの方に読んで頂ける可能性を持ったという事で、研究所としても有り難く思います。
そんな、『坐る-白隠禅師坐禅和讃を読む』を、どうぞよろしくお願い致します。
臨済宗中興の祖といわれる、白隠禅師の“坐禅和讃”(坐禅が如何に素晴らしいものであるかがうたわれています)を、現代人が理解しやすいように、弊所所長・西村惠信が懇切丁寧に説明した本です。