茶道具を多く収蔵する、名古屋市内にあります昭和美術館を久しぶりに訪れてみました。
今回は「良いかたち、美しい色」(12/7まで)という展観名。
「何が楽しめるのだろう・・・・・・」と楽しみにお邪魔しますと、日本の歴史上最も有名といっても過言では無い能筆家(能筆家というだけにはとどまらない才能を携えていらっしゃいましたが)“寛永の三筆”として知られる本阿弥光悦・近衛信尹・松花堂昭乗の書が。
私も学生時代より、特に本阿弥光悦に魅せられ、俵屋宗達が下絵を描き、光悦によって美しい字が認められたものを追いかけて、方々の美術館を巡ったものです。久々に拝見、しかも初めて拝見するものがあり、新鮮な気持ちになれました。
その他茶道の道具類も眼福。足を運んだ甲斐がありました。
美術館敷地内にあります南山寿荘(なんざんじゅそう)内にあります茶室、「捻駕籠(ねじかご)の席」も拝見したかったのですが、現在工事中にて叶わなかった為、また再訪したいと思った次第。
名古屋には有名な徳川美術館がありますが、こちらの美術館もオススメです。