陶芸家の友人が素晴らしかったというので、これは是非とも!と、岐阜県現代陶芸美術館(多治見市)で開催中の、“大織部展”にお邪魔しました。
以前、禅と文化の旅にて、永保寺さん(多治見にゆかれるなら、是非ご参拝ください!)を参拝させていただいた後に立ち寄った美術館です。懐かしく思い出しました。
展覧会名から、織部の名品が集まるのか?!と思いきや、織部のみならず、唐津や黄瀬戸、志野、朝鮮王朝時代の茶碗から、花入や釜、そして織部直筆の消息にいたるまで、どれもこれも、何らかの図録や名品図鑑の類で見たことのあるものが日本中からおでましのようでした。
息をのみ、ため息をつくような物ばかりを拝見しつつ、今や使われなくなった道具類(美術館の茶会などでよもや使っている物もあるかもしれませんが・・・)に思いを馳せました。
遠くでも足を運ぶ甲斐のある展覧会。オススメ致します。