京都は岡崎、細見美術館にて開催中の「仙厓と鍋島 ―美と向き合う、美を愉しむ―」を拝見しにお邪魔しました。
仙厓さんといえば、出水美術館のコレクションが有名ですが、なにせ東京と門司にある美術館ですのでなかなか足を運ぶ事が叶わず、いつも出光さんからいただくカレンダー(ちょうど私のデスクの真ん前にあります!)を楽しむのみでしたが、今回は一度にこんなにたくさん拝見できるなんて!!というほどのコレクションを楽しませていただけました。
個人の蒐集家が時間をかけて集められたその思いまで伝わってくるよう。
本紙を引き立てる表具や軸先も、どれもこれも素敵だなぁ、大切にされているのだなぁ・・・・・・と思いましたので、そちらにもご注目ください。
細見美術館さんには、20代の若かりし頃、屋上にある東山を借景した素晴らしいお茶室での茶会に足繁く通わせていただきました。所蔵品を惜しげも無くお使いになられるその茶会で、どれだけお勉強させていただいたことでしょう。
現在も様々な企画がおありの模様。是非お運びくださいませ。