先日ご紹介しました日吉大社。その門前にあります旧竹林院の紅葉です。
比叡山延暦寺の高僧の隠居後の住まいを、里坊といいます(時代によってその役割は変ったりもしたそうですが、詳しくはサイトをご覧ください!)が、旧竹林院もその一つでした。
信長の延暦寺焼き討ちによって、坂本一帯も火の海と化したらしく、現在は焼き討ち後に復興された町並みが残っている(旧竹林院も復興されたようです)わけですが、それでもあの凜とした空気に触れていると、神仏混淆の昔が今も偲ばれ、日吉大社と延暦寺の関係性や、坂本の人々の信仰など、興味はつきません。
このあたりは、近くに西教寺、その他の里坊なども数多くあり、今後も続けて訪れてゆきたい地であります。