国宝“青不動尊”の特別開帳には間に合いませんでしたが、将軍塚にあります、青蓮院門跡の飛地境内を参拝。秘仏にはおめにかかれなかったものの、そこから眺めた自然界の美しさがさながら仏か神そのもののようでした。
いつも平安神宮あたりにある友人のマンションから「何が建築されているんやろうね?!」と話していましたが、3年にもおよぶ修復期間を経てお戻りになられた青不動尊をお祀りする青龍殿と、舞台の建築だったのです。
なんとも広い舞台なのです!!! 新しい木材が清々しく。これから歴史を刻んでゆくのですね。
平安神宮の鳥居は、将軍塚からも発見できます。こないだまでは、あのあたりからこちら(舞台)を眺めては、「なんだろう?」と言っていたわけです。
さらにこちらには大日如来を祀った大日堂もありますが、まさに、この景色を眺めていますと、宇宙そのもの、万物の慈母とされる大日如来の世界が迫ってくるようなロケーション。山々に囲まれた京の都は御所を中心に曼荼羅のように見えてくるのでした。