麟祥院 -東京都文京区-

おはようございます。

宝物調査にて東京に来ております。
くしくも東日本大震災より4年目となる今日をこちらで迎えますのは、本来どこにいようが心を向けることは可能ではあるはずですが、関西におりますのとまた違う緊張感を抱くような心地でおります。

鎌倉では、神道・キリスト教・仏教という3つの宗教が宗派を超えて集い、合同法要が行なわれるようです。臨済宗では、建長寺さん円覚寺さんが中心となっておられます。

様々な価値観の見直しを迫られた大震災。4年がたちますが、未だ困難な生活を余儀なくされている方々の平穏無事を祈るとともに、自身の足下をみつめ、日々のくらしを見つめ直す機会としたい所存です。

150311-1.gifさて、話は変りますが、宝物調査は、東京都文京区にあります、春日局が開基の寺、麟祥院にお邪魔しております。
まさに都会のオアシスとでもいうのでしょうか、ビルに囲まれた中に静寂を保っております。

150311-2a.gif春日局のお寺、いたるところにこの紋が! 垣根やふすま、棚などに配されています。

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さまざまな種類の椿を植えた垣根が。ちょうどどの木もたくさんの花を咲かせており、見頃となっています。
すばらしい宝物に眼福の極み。楽しみつつお仕事を進めさせていただいております。

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境内のお庭にユキワリソウが!こんな風に自生しているのを初めてみました。昨日は雪が降りましたが、春の訪れを知らせてくれる花が咲いています。日に日にあたたかくなってゆくことでしょう。