6月3日に鎌倉は円覚寺さんにて開催させていただきました引導法語講座のご報告につづき、6月4日に開催しましたエンディングノート講座についてです。
これは、臨済宗妙心寺派のご住職でもあり、行政書士でもある田口誠道師を講師として、彼の著書『禅に学ぶ 家族に想いを伝えるエンディングノート』を参考に学ぶ講座です。
ここ最近、「終活」という言葉が新語・流行語大賞にノミネートされるなど、人生の終焉に対する関心が高まっていますが、なぜ田口師がそこに注目するようになったのか、あるお檀家さんの最期がきっかけだったわけなのですが、スライドでわかりやすく語っていただき、お話にひきこまれてゆきました。
自らが人生の最後を迎えるにあたって関係してくる問題、葬儀や供養のみならず、死亡の前後も含めた流れの中で様々な問題をとりあげていただき、皆、自身の問題として受け取られ、また送る側の僧侶としての立場としては、檀家さんや信者さんにお伝えすべくことなど、熱心に質問などもされ、学ばれておられました。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。