“国際ヨガの日”を、皆さまご存知でしょうか?
先日のヨガの稽古にて、師匠が教えてくださいました。
なんでも、インドのモディ首相が昨年9月の国連総会の演説で、
「ヨガは私たちの古代からのかけがえのない伝統で、贈り物である。心身の統合を具現化する。運動というだけでなく、あなた方自身と世界、自然の調和の感覚を発見させるものだ」。
と訴えかけ、日本を含む175ヶ国が共同提案国となり、昨年12月に可決、制定されたそうな(ちなみにインドにはヨガ大臣がいらっしゃり、ヨガ・アーユルヴェーダ省があります)。
首相の上記のセリフはまさにその通りで、実践すればするほどにその恩恵の有難みを感じる今日この頃。まだ5年弱ですが、続けるほどに様々な発見があり、「ヨガをしていなかった時、私はどうやって生きていたのかな・・・」と、大げさではなく、大まじめによく思っています。
*一番わかりやすい“効果”という話のみで言いますと、0.4~0.5だった両目の視力が、0.8と1.0に回復しました。
インドのような所だからこそ、お釈迦様がお生まれになったのだと思いますし、アーユルヴェーダやヨガ、仏教など、インド発祥の智慧が全世界へ広がる事は素晴らしいことと、国際ヨガの日をお祝いする気分でいっぱいです(いつか国際禅の日、坐禅の日、、、なんて制定されませんかね)。
余談ですが、私が心よりお慕いする大学時代のゼミ教授とゼミ仲間たちで、大学卒業時に校舎の秘密の場所に、未来の自身や世界へ向けて手紙を書き、5年後に開けるタイムカプセルを埋めました。
ちょうど10年ほど前にそれを掘り起こし、皆で読んだわけですが、教授は、
「インドが世界をリードするようになっている」。
と書いていらっしゃり、我々ゼミ生は「先生それはないですよ~先生の理想でしょうけれど。先生は面白いお考えの方だなぁ。縄文時代が大好きでいらっしゃるし・・・」などと皆でなごやかに笑い、先生も「ちょっと早すぎましたかねぇ」と笑ってらしたのを覚えています。
あれから10年ほどたった今、世界中でヨガをしている人は一体何人いらっしゃるでしょう。未だにその人口は増え続けているかと思います。
国際的に認められ、ヨガの日が制定された今、「ある意味においてはインドが世界をリードしているといっても過言では無いなぁ・・・しかもこれからさらにそれが増してゆく感があり、さすがは我らが先生!」と思った次第。
ちまたには、到底できるはずもないと思わせるようなヨガのポーズをした写真などが溢れかえっている事から、「若くないと無理」、「身体が柔らかくないと無理」と思い込んでいる方が多いように思いますが、私自身身体はかたい方ですが、ヨガの恩恵を存分に受け取っています。
さらに、私の仲良くさせていただいているマダムで、60代後半~70代になってから始められた方が3人いらっしゃいますが、「ヨガって素晴らしいわ!」と仰り、輝いていらっしゃいます。その豊かな人生経験から、新たに始められたヨガの世界で気づかれる事も、広く深いような・・・・・・。
私もそのお姿を拝見し、「何かを始める事に遅いという事は無い」という事を見させていただき、素晴らしい影響を与えていただいています。
国際ヨガの日は明後日、21日日曜日です!