第3回サンガセミナー 受講者募集中!

おはようございます。
10月1日(木)開催! 第3回目となりますサンガセミナーの日が近づいてきております。
第3回目は、サンガセミナーでも初の試み、禅の歴史についての講座を下記のとおり2講座設けてみました。

【禅の祖師・達磨大師とは?! -日本の達磨伝説より-】

禅文化研究所発刊の『日本にのこる達磨伝説』著者、藤田琢司(禅文化研究所所員)による講座。
日本では、坐禅姿を模した置物“だるまさん”になり、誰もが知る存在。宗派を越えて縁起物として広く親しまれています。
その“だるまさん”が、インドから中国へと渡り、中国にて禅宗の開祖となった“達磨大師”の事であるとご存知でしょうか。
実は、日本に「達磨が来た!?」と の伝説が数多く存在します。各地に残る伝説資料をもとに、「ダルマ、達磨、だるま」とは一体何者なのか?!を紐解いてみたいと思います。

150918-1.jpg

【禅の歴史講座-元末中国文人と南北朝時代禅僧の交流-】

新進気鋭の学者、国際日本文化研究センター准教授・榎本渉先生の講座です。
中世には多くの禅僧が中国に渡り、特に14世紀、元代はその全盛期でした。また中国の禅僧もたびたび来日し、日本の禅寺で指導的地位にありました。一方であまり知られていませんが、元代になると日本僧はより広く、俗人の文人士大夫とも交流を持つようになります。
本講座では元末に来日し禅僧と交友を持った陸仁という文人を主に取り上げ、日本僧の活動の広がりや中国の情勢を確認しつつ、その来日の背景を探ってみます。日元文化交流における禅宗の重要性を知る一つの素材となれば幸いです。

150918-2.jpg

知っているようで知らなかった事を知り、新たな発見を見出せる講座かと存じます。
講師のお二人はまさに歩く辞書的存在!様々な質問を投げかけてみてください。興味深いおこたえがいただけるかと存じます。

是非ご参加くださいませ。お申込みはこちらからどうぞ。