正木美術館名品撰 茶墨精粋 -裏千家茶道資料館-

禅の書画の名品を多く所蔵する事で、皆様もよくご存知かもしれません。
大阪府泉北郡忠岡町にあります正木美術館

151030-1.jpg京都からですと電車で約2時間ほどかかりますので、私も実は1度訪れたのみなのですが、この度、裏千家茶道資料館に選りすぐりの名品が展示されていますので、早速足を運びました。
個人的には朝鮮時代の堅手、柿の蔕、伊羅保茶碗などがたまりませんでした。中でも熊川のぽってりとしたあの形、しっとり艶やかな肌には特に魅了されてしまいます。

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と、お茶の事のみならず、なんといっても無学祖元賛「六祖慧能図」(重文)や、大燈国師の「渓林偈・南嶽偈」(国宝)などは必見。こちらは前期のみの展示ですので、11/3までに皆様是非お運びください。

後期にも錚々たる禅の書画がおでましですが、以前鎌倉彫の事を取材・執筆させていただきましたので、桃山時代の鎌倉彫香合の展示も楽しみにしています。