おはようございます。
終了してしまった展覧会ですが・・・。
久々に大名家の宝物を拝見。格の違いを見せつけられたと申しますか、見せつける気は毛頭無いのでしょうが、これぞさすがに筑前52万石の殿様方に愛でられた道具に美術品がずらり。
福岡市美術館のコレクションが神戸にやってきていたわけですが、眼福の極みでした。
特に、江月宗玩の書、女性が描いたとは到底思えない天璋院篤姫による力強い竹図。博多の豪商で、茶人でもあった神屋宗湛が所持し、秀吉に所望された折に、「日本の半分となら交換しても良い」と返答し、さすがの秀吉も諦めた博多文琳(茶入)、その他禅や仏教に関する書画も多数出展されており、ことに裂地好きな私としては、どの表具も素晴らしかったのが印象的でした。
関西からは去ってしまいましたが、博多にある黒田家のコレクション。どちらかでまたお目にかかれますように。
10月31日からは「竹の美 茶道具を中心に」が開催予定。また足を運ばねばなりません。
普段は非公開の庭園が、11月28日、29日と予約制で公開もされます。紅葉も素晴らしい事でしょう。
お見逃し無く!