禅語カレンダーのご準備を!

毎日、ネットショップにてカレンダーをご注文くださる皆さま方のご様子を確認しては、「なんともご準備の良い皆さま方だなぁ…」と感心しつつ、「用意しなきゃ!」と思いつつ忘れていらっしゃる皆さまに、老婆心ながら是非ともご案内をせねばと思いました。

年あらたまる時、真新しいカレンダーが掛かっているのはなんとも気持ちの良い事と存じます。

151210-1.jpg禅文化研究所オリジナルカレンダー(税込み¥580)
来年は霊源慧桃(れいげんえとう)禅師画賛。白隠禅師のお弟子さんとあって、どこか師匠の白隠さんと似ている画も。画も字も、師匠と弟子は似てくるのでしょうか。古今東西様々な禅僧の軸を拝見していますと、よくある事と存じます。

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私も大好きな蛤観音。特にお師匠様(白隠禅師)の画と似ているものの一つ。

その他、各派管長、老師方の墨跡がカレンダーになった、千真工芸さんのカレンダーや、干支色紙もお取り扱いさせていただいております。

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ご注文お待ち申し上げております。

*写真1
【6月の画賛】
大津ならやに来たりゃこそ ふみもなろたよ唐うすを
奉公は 大津の奈良屋 米問屋 唐臼踏んで 読み書き習た
*六祖唐臼図(留守模様)。唐臼は六祖碓房修行のシンボル。賛は、白隠の「小車の翁」に出るが、もとは曹洞宗の虎蔵主こと大空玄虎(1428~1505)の作という。

*写真2
【3月の画賛】  蛤の身を現わして為に法を説く(観音経のもじり)
それぞれに それぞれ生きる 娑婆世界 三十三身 なおも足りぬか
>蛤観音図。賛は、観音経の三十三身説法「即現仏身而為説法」などのパロディー。