臨済禅師像・白隠禅師像の安置 -遠諱大接心・大法要-

3月に入り、臨済禅師1150年・白隠禅師250年の遠諱大法要が目の前に迫ってきました。今週末からは全国から集まる雲水の大接心が始まります。

それに先駆け、一昨日、大本山東福寺の本堂(仏殿)に、静岡県三島市の龍澤僧堂から、龍澤寺開山でもある白隠禅師坐像が、日本通運の美術輸送により運ばれてきました。

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大法要の行なわれる、東福寺の本堂(仏殿)にて厳重な梱包を解かれていきます。

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私が修行しました道場が、この龍澤寺でした。
いつも変わらず龍澤寺の開山堂で厳しい顔で睨み付けられている白隠禅師が、こうして300km離れた京都の東福寺にお出ましになるのを目の当たりにさせていただいたのは、不思議な感覚がします。

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須弥壇の上に注意をはらって運び上げられ、東福寺にある臨済禅師像と並べて安置されました。この壇の上にあがらせていただくことも、こういうことでもなければ機会が有りませんね。

20160303-4.jpg奥が臨済宗宗祖・臨済義玄禅師、手前が日本臨済宗中興祖・白隠慧鶴禅師です。無事に安置が完了し、関係者一同もホッと一息したというところ。

20160303-5.jpg安置をさせて頂いたご報告の読経を、大伽藍で名高い東福寺の仏殿内で、関係者によりお勤めされました。

諸々の用意も着々と進められています。大法会が始まるのを待つばかりとなって参りました。