白隠禅師のおられた沼津市では、近年、沼津白隠塾として、原・沼津を中心とした静岡県東部地域において、白隠禅師の足跡を辿り、その業績や取り巻く文化、時代背景、そして禅師を育んだ当地の魅力について、一般の方々を交えて学んでいくという取り組みをされています。
一昨日午後にも、沼津駅前の沼津プラサベルデで、第3回白隠塾フォーラムが開催され150人以上の方がお集まりになりました。
今回は、第一部が、禅僧になったアメリカ人、トーマス・カーシュナー師により、外国人から見た禅、そして白隠禅師について語られました。第二部は「白隠さんが生きた時代」と題して、白隠塾塾長の芳澤勝弘先生による講演でした。
弊所からは、カーシュナー師の講演内容にそのまま当てはまる自伝書『禅僧になったアメリカ人』を発刊しており、また芳澤先生の最新刊『新編 白隠禅師年譜』を発刊したばかりでので、販売コーナーを出展させていただきました。
カーシュナーさんは自著をお買い求め頂いた来場者にせっせと丁寧にサインをされておりました。
第一部と第二部の間には、会員間の交流も含めたティーパーティで、開催者のご配慮で、私も頂戴しました。こんなおまんじゅうまであるのですね。さすがご当地です。