NHK「こころの時代」放送のごあんない


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『語録のことば』
『禅思想講義』などの著書、季刊『禅文化』の連載でもおなじみの小川隆教授(駒澤大学)が、NHK Eテレ「こころの時代」に出演されます。

いつも親しみやすい文章で導いてくださる小川先生ですが、講義は中国語で読み上げられる公案の響きやリズムが新鮮で、また書籍とは別の魅力があります。語録に登場する人物が、目の前で活き活きと動いているのが見えてくるような……といえば、イメージが伝わりますでしょうか。

今回も「禅の語録を読む」として、唐から宋への禅語録の推移をたどりながら、難解なだけではない禅の世界をご紹介されるとのこと。(放送では中国語が出てくるかどうかはわかりませんが)どうぞお楽しみに。

ところで改めて、この番組のコンセプトですが「どうにもならない壁にぶつかったとき、絶望の淵に立たされたとき… どう生きる道を見いだすのか。先人たちの知恵や体験に、じっくりと耳を傾ける番組です。」とあります。今さらですが、きっと色々な境遇におられる方が、様々な場所で、それぞれの思いでご覧になっている番組なのだろうと思います。

一日の初めにどんな言葉を耳にするか(口にするか)というのは、どんな時もとても大切な気がします。それが心地よいものであれば、一日何かしら影響をもたらしてくれるはず。次の日曜日は少し早起きして、素敵な一日をお過ごしください。

聞き手は金光寿郎さん(元NHKディレクター・宗教評論家)です。

◆放送日(予定)/4月10日(日)午前5:00、再放送16日(土)午後1:00

 

 

*本日、4月8日はお釈迦様ご誕生の日です。