4月8日。
本年のお釈迦様の誕生日も、お祝いを致しました。
昨年からの(私の中での)決まりで、約1ヶ月は花を飾ってお祝いする事にしています。
「花に罪はなきにせよ、花屋で求めた花というのは、やはりそういう感じがするものだなぁ……」などと思いましたので、この花が枯れてきたなら、道ばたであやしくしゃがみ込む事となりますが、たんぽぽとなずなを生けようと決めています。
「忘れ去られるのでは?!」と思うような猫の額ほどの我が家のベランダにも、冬の間には姿形すら見えなくなるすみれが、こぼれ種が芽吹き、必ず春には次々と花を咲かせてくれます。
こんな所にまできちんと春がやってきてくれる事に、仏の慈悲もあまねく降り注いでいるのだという事をも知る朝です。