おはようございます。
遠諱事業の一環、京都国立博物館の展覧会と、禅寺一斉拝観が終わり、少し落ち着きましたところで、今度は先日より度々ごあんないしております、サンガセミナーにつきまして。
僧侶の皆さんの技能や知識向上という目的、また、禅に関心ある一般の方におこしいただけるような講座を開催しております。まずは6月開催予定の講座をごあんないします。
6月14日(火)
○僧侶限定ヨガ講座10時~12時
○お墓の法律講座13時~15時
受講料 各4,000円
【僧侶限定ヨガ講座】 講師・伊藤加奈子
お寺でのヨガ教室も盛んになっている昨今。
お釈迦様もヨガを実践されていたとされ、数多くあるアーサナ(ポーズ)は、最終的には全てが坐る為にあると言われています。
第一生命経済研究所の調査によると、2013年時点での日本のヨガ人口は100万人を超えたとされ、国連が国際ヨガデーをも制定。このインドの智慧の拡がりは爆発的と言え、坐に重きを置く禅宗においても無視できない存在となっています。
爆発的に拡がると、同時に、教える者の資質も問う必要があると思います。
今回は、研究所職員が師事する素晴らしい講師をお迎えし、ヨガの世界に触れていただければと思っております。
修行で坐禅をされてこられた和尚様方には、特に、様々な気づきが訪れやすい事と存じます。
心と身体と呼吸の相関性に気づきを得られる講座にしたいと思っておりますので、是非体感しにいらしてみてください。
*写真のようなアーサナはいたしません。こういったポーズのみがヨガではありません。初心者、未経験の方を対象に想定していますので、ご安心下さい。
先生の美しく安定感あるアーサナをご紹介したまでですのでご安心ください。
【お墓の法律-墓と葬送のゆくえを考え、寺院の役割を考える】
講師・田口誠道(臨済宗僧侶・行政書士)
墓じまい・永代供養墓・樹木葬・海洋散骨・ゆうパック送骨など、お墓への考え方は変化をしています。
墓じまいでは、無縁墓と判断した管理者側(寺院)が墓 地埋葬法施行規則に従い許可を得て改葬したにもかかわらず、多額の賠償を命令された例もありました。
この事例から、お墓の様々な問題に関係する法律は墓地 埋葬法だけではなく、民法をはじめとする多方向からの検討が必要であることが解ります。
また、「遺骨は誰のものか?」「宗旨が変わっても従来の寺 院墓地に埋葬できるか?」「お墓の承継者を調べる方法は?」「霊園管理規則と寺院規則の関係は?」など、いくつかの疑問を関係法令とともに確認し、これか らの葬送のゆくえと寺院の役割、いかにして仏教の素晴らしさを伝えるかを皆様とご一緒に考えてみたいと思います。
この講座は僧侶限定ではありません。実際に、行政書士の方なども受講なさいます。
お墓の法律について学びたい方の為の講座です。
皆さまのご参加、お待ち申し上げております。
お申込みはこちらからどうぞ。
お電話でも受け付けております。
禅文化研究所 075-811-5189075-811-5189
どうぞよろしくお願い申し上げます。