サンガセミナー お墓の法律講座 ご報告

160617.jpg先日のヨガ講座につづき、6月14日(火)に京都は円町の法輪寺(通称だるま寺)さんで開催させていただきました、「サンガセミナー お墓の法律-墓と葬送のゆくえを考え、寺院の役割を考える」講座につきましてご報告です。

今回は、墓や葬送のあり方が多種多様に変化してゆく昨今、正しい役割を果たせる寺院である為には、どのような事を知り、考え、対応してゆくべきかを、先生からのお話を聴き、参加者の皆さんに考えていただくような講座となりました。

どのような講座をお願いしましても、様々な事例や資料を念入りに頭に入れられご準備される田口誠道師(禅僧/行政書士)ならではの講座でした。
*これまでに、エンディングノート講座・寺院の活動と寺院規則と法律講座などをご担当いただいております。

160617-1.jpgそもそも、埋葬というのが始まったのはいつ頃からか……というお墓の歴史にはじまり、最近の埋葬にはどのような物があり(散骨・樹木葬・ゆうパック送骨など)、その中から裁判沙汰になったものにはどのような例があるのか、そしてその判決など、事細かに色々教えていただきました。
参加者の中には、今現在ご自身の周りで起きている問題などをご相談なさる方も数名見受けられました。

人々の悩み苦しみは、お釈迦様の時代から変わらぬと申しますならば、僧侶の役割も根底では変わらぬのだろう…とは思うのですが、とかく現代社会は何かにつけて複雑なようです。

*僧侶の研究会や研修会などで田口誠道師を講師にお招きしたいというご依頼ございましたら、研究所までお問い合わせください。
 
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