季刊『禅文化』の扉のページには、いつも小さなカット(画)を添えています。
241号より、そのカットを、水墨画家の平川功(こう)先生にお願いしております。
夏号ということで、今号は蓮の画を…。 小さなカットですから、水墨画でバランス良く…となると色々工夫をしてくださったようで、このような静謐な雰囲気漂う扉ページとなり、喜んでおります。
平川先生には、昨年もサンガセミナーで水墨画講座をご担当いただきました。
今年度も、「秋を描こう」という副題で、水墨画講座をお願いしております。秋の花や秋の実りを描く事に挑戦です。
全く水墨画をされた事の無い方を対象にしておりますので(された事ある方、習っている方ももちろんどうぞ)、筆の運びから、墨の滲ませ方、濃淡のつけ方など、丁寧に指導していただけます。
墨の香りにつつまれ、集中しながら過ごすひとときは、大人になるとなかなか画を描く事のない者にとってはとても新鮮です(私も体験してみました)。
さらに、受講後は今まで「何故これが国宝なのだろう?重文なのだろう?いまいち難しい、わからない水墨画の世界…」と思っていた墨一色でありながら彩り豊かな世界が、少し近くなり、鑑賞する楽しみも増える事と存じます。
【詳細・お申込みはこちらからどうぞ】
11月10日(木)13時~15時
於:円町 法輪寺(達磨寺)
参加費:4千円
ちなみに同日の午前中(10時~12時)は、「掛け軸の扱い方講座」を開催します。わかっているようでわかっていない?!掛け軸の扱い。この機会に、きちんと学んでみませんか? あわせてご案内致します。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
*平川先生が、ご友人たちと本日より京都の美山にて、グループ展を開催されています(9/4まで)。
詳細はこちらからどうぞ。