いよいよ合同法要当日。
訪中団は早朝より宿泊先の石家荘ヒルトンホテルの朝食会場にて朝食を取って頂きます。が、事務局はさらにそれより一足早く、法要の行なわれる臨済寺入りし、入念に最終チェックをしておりました。
ホテルから正定県へ向かうには、貊ケ沱河をわたります。ただ、貊ケ沱河は、私の思っていたイメージとはだいぶ異なるのですが、それはさておき……。
ごらんください、この受け入れスタッフの数。多くがボランティアだそうですが、大変、ありがたいことです。皆さん、私たちに対して合掌してお出迎え頂いたのも印象的でした。事務局の方が、スタッフに説明をされているところです。
法要中に双方の僧侶によって献花がなされますが、そのための百合の準備が丁寧に行なわれていました。
臨済塔の横には仏旗がはためき、日中友好の合同法要の始まるのを待っているようです。
下の写真、こちらが臨済塔の正面です。信者さんが三拝の礼をしておられるところ。
その臨済塔左側に当たる広場が、合同法要の会場となります。正面中央には祭壇が作られ、お供え物などが見えますね。
よくご覧下さい、中央にはなにやら、お像があります。アップでご覧に入れましょう。
臨済禅師のお像でした。喝を吐かれているところでしょうか。それにしてもちょっとユーモラスなかわいらしいお像でした。さあ、そろそろ、陽も高くなり、会場の準備も整ってきたようです。まもなく日本側訪中団が到着するようです。
(つづく)