またいつか・・・ -ブータン-

Drukair

何度かに亘って、ブータンの旅日記を書いてきたが、今日が最後。
あまりにも居心地の良かったブータンを去る日は何かもの悲しい気分だった。
「たかだが8日間ほどの旅でその国の事をわかったと思うな」、「たかが旅行客に何がわかる・・・」と言われるのはよくよくわかるが、訪れない事には何もわからない。
このブログにてブータンの事を紹介させていただく事となり、ブータンから帰ってから新たにブータンの事を本で読んだり調べたりする機会があった。
ブータンの抱える問題には、私が何日間か旅行するだけでは全く見えなかった面が多々あった。
それでもやはり、見てきた、感じた色々も真実で、自分が訪れた国の中で一番しっくりくる国であった事に変わりは無く、またいつか、必ず再訪したいと願っている(お祭かトレッキングを狙っている)。
先進国に住む者の身勝手な傲慢さから、「ブータンはいつまでも変わらないであって欲しい」という思いを持っているが、はてさて、国王も交代された事であるし、次に訪れる時はどうなっていて、それをどう自分が感じるのか・・・楽しみだ。
この国に興味のある方は、近代文明の波がおしよせようとしているブータンに、今のうちに一度行ってみておかれる事をオススメする。

ブータンの峠

信仰心厚いブータンの人々

どうか変わらぬまま・・・