サンガセミナー 「掛け軸の扱い方講座」ご案内

来月開催されるサンガセミナー 第5回のご案内です。
「掛け軸の扱い方講座」という、少々マニアックな講座を行ないます。
大学で博物館学を修得されないと、ほぼ、こんな講座に出会う機会はないかと思います。
軸物を扱う事が多い僧侶の日常ですが、師匠に教えられたりしたらまだいい方で、案外、正式な扱い方を知らず、ぞんざいに扱ったりされていませんか?

2013-12-06-13.19.44.jpg禅文化研究所では、現在、全国の臨済黄檗寺院を対象にし、デジタルアーカイブス事業をすすめています。各地の寺院に眠る宝物什物のデジタルデータベースを作っていくために、許可を得たお寺に出向いて調書と写真を撮って整理していくのですが、とくに大変貴重な軸物を扱うときには、作業に熟練した学芸員や私たちであっても、調査に伺っている寺院ご住職に心配をおかけしないように充分に注意をして作業をしています。誤って折りを付けてしまっては大変な失態となってしまいます。

今回の「掛け軸の扱い方講座」は、このデジタルアーカイブス事業に協力していただいている、花園大学歴史博物館の学芸員である志水一行氏に、講師をお願いしています。

わかっているようでわかっていなかったことがあるかもしれません。この機会に、掛け軸の扱い方を正式にマスターしてみては如何でしょうか。
もちろん、僧侶に限らず、一般の方でも受講頂けます。

お申し込みはお早めにこちらから。