本ブログですでに別のスタッフが報告していました「臨済禅師1150年遠諱 日中合同法要記念訪中」の記録。解団後に組まれていた長い方のコースでは、洛陽の龍門石窟、崇山少林寺、そして上海の玉仏寺や豫園を訪ねました。
3回にわたって、その旅行記を書いていくことにします。
新幹線に乗り石家荘から約3時間かけて洛陽へ。
到着後、約20分ほどバスに乗って竜門石窟に向かいます。石窟の入り口までは専用カートで10分ほど移動。
入り口に到着しましたが、かなり日差しが強く日よけ対策は必須でした。
この石窟竜門石窟寺院は2000年に世界遺産に認定され、敦煌の莫高窟、大同の雲崗石窟と並ぶ中国三大石窟の一つであるそうです。石窟は1352ヵ所もあり、全長は1kmにも及びます。
この石窟寺院の造営は494年ごろから開始され、唐時代末まで約400年にわたって続けられたそうです。
すべて手彫りで、彫られた仏像は、約10万体であるということ知り、壮大な労力と時間を費やして完成されたそうです。
また、文化大革命の時に殆どの仏像が破壊され、顔や手のない仏像がたくさんみられました。仏像の中には数センチの仏像もあり、大小様々な仏像を拝見することが出来ました。
なんと言っても見所はメインの盧舎那仏(東方のビーナス)とも呼ばれているそうです。高さは17メートルあり、その左右に2体ずつ比丘、菩薩、天王、力士の巨像が9体が彫られています。
対岸からみる石窟群が一番絶景というこで、一団で記念撮影。
暑さと急な階段の上り下りで歩き疲れたせいか、次の嵩山への移動のバスでは殆どの方がおやすみになられていました。
(つづく)