ここ、下鴨神社の参道は、御手洗川と泉川の間にあり、その周りには平安時代以前からの原生林、糺の森に囲まれています。
数多くの大木の間から柔らかい日差しが差しこみ、小川の流れがキラキラと・・・京都に住む人達の憩いの場となっています。
世界遺産に登録された事から、観光客の方も大勢訪れていらっしゃいます。秋には紅葉をひと目見ようと訪れる方も多いでしょう。
ところで、皆さんみたらし団子発祥の地がここ下鴨神社だと御存知でしたでしょうか。
本殿の東側に位置しており、井戸の上に建てられている「御手洗社(みたらししゃ)」。
この社の前の池を「みたらしの池」と言い、有名な土用の丑の日の足つけ行事が行なわれますが、この池に湧く水の泡を形どって出来たのがみたらし団子なのです。
何気なくいただいているお菓子に、こんな由緒正しきいわれがあったとは!初めて知った時はびっくりしたものでした。
尾形光琳の梅のモデルとされる木。もう梅の実がなっていました。