第12回 臨黄教化研究会

 

2017-02-13-13.48.14.jpg2月13日~14日と、第12回「臨黄教化研究会」を花園大学にて開催しています。

本研究会は、現代社会の諸問題をテーマに積極的な意見交換を行ない、そこでの結果や課題を各自が寺院活動に生かすことを目的とした、臨済宗黄檗宗僧侶の研究会で、今年で12回目となります。
今回は、援助的コミュニケーション「傾聴」をテーマに、仏教の原点を顧み、僧の本務を考え、講演と演習を通して、参加者自身が聴く意味を明らかにすることを目指します。

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1日目には基調講演として「聴くことの意味について」と題して、村田久行先生(京都ノートルダム女子大学名誉教授・日本傾聴塾代表)にご登壇いただきお話をうかがい、参加者は熱心に拝聴していました。

その基調講演を基礎にして、分科会にわかれて傾聴に関してのグループワークを実際に行ないました。傾聴僧の会の方々にお手伝いをいただき、それぞれのグループでサポートにあたっていただいています。

2日目には、前日の研究会をふまえてのシンポジウムを行ない、午後には再度、グループワーク(実践)を行ない、最後にグループ発表(総括)というスケジュールです。