週初めの朝、起きると表に出て適当な花を見つけては伐り、束ねて研究所まで持ってきては、ところどころに花を生けたりしているのですが、今日は週末なので境内の花を見て回って、写真にだけ収めてきました。
もう東京では桜が開花したと聞いていますが、こちらはまだ、少しずついろいろな花が開きかけてきたところです。まだ少し肌寒いですしね。
まずは、山茱萸。まだ朝日が昇ったばかりなので、ちょっと暗くて黄色が鮮やかに見えませんが、ごく最近、咲き始めました。昨年、庭師さんが剪定しすぎた感がありますね。
ちょっと大きくなったふきのとう。小さいうちに摘み取ったのは、天ぷらにして美味しく頂きました。
ふきのとうがもっと伸びるとこんな風になります。
こちらは姫立金花(ひめりゅうきんか)。暗くなると閉じている花びらが、あかるくなると一杯に開いて、キラキラの黄色の花びらを見せてくれるのです。今はまだ寝起きと云ったところですね。となりにはクリスマスローズもたくさん開花しています。
白い八重のボタン。花のつぼみは一杯あるのですが、咲いていたのは二輪だけ。藪椿より少し遅いですが、大好きな美しい白い花の一つです。
こちらは藪椿。まさしく竹藪のそばにある大きな木です。この椿の枝をよく研究所に持ってきています。
最後は白木蓮。まだ蕾は硬い様子ですが、これから一気に花が咲くことでしょう。お浄土のように……。
さて、年度末が近づいてきています。今日は研究所の在庫棚卸しの予定です。いい一日をお過ごし下さい。