デジタルアーカイブス寺宝調査 徳源寺(名古屋)

 

4月22日(土)・23日(日)、デジタルアーカイブス事業の寺宝調査で名古屋・徳源寺様に伺いました。

01.JPG庫裏前の桐の大樹が満開です。建物だけで1000坪あるそうですが、市街地に建つせいか、さらに大きな規模に感じられました。

02.JPG大相撲名古屋場所開催時は、九重部屋の宿所になることでも有名です。この「修古館」に宿泊されるようですね。

03.JPG今回は、創建開山である蘇山玄喬禅師150年遠諱に向けての調査。禅師の書画約60点を集中的に調べていきます。初めて同行した私は、撮影をスムーズに進めるための補助作業をさせていただくことに。調査の流れは書籍や先輩のブログなどで予習していったつもりでしたが、大切なものを扱う現場、見ると聞くとは大違いで、久しく味わっていなかった極度の緊張感に支配されっ放しです。

04.JPG作品の身上書ともいえる「調書」には、情報がどんどん書き込まれていきます。完了した調書には膨大な情報が記されていました。

05.JPG花園大学歴史博物館の福島教授と研究員の皆さま、弊所レギュラー調査スタッフに対し尊敬の念を新たにしつつ、作業に従事する中で思うことや発見?がたくさんありましたが、幸いこの数日後、別の調査にも参加させていただきましたので、次回の投稿でそれらをまとめたいと思います。