平素は禅文化研究所の活動に 深いご理解を賜り 厚く御礼申し上げます
当研究所は昭和39年 当時花園大学長であった山田無文老師の発議と これに賛同を惜しまなかった金閣寺長老村上慈海師ほか京都有縁寺院の浄財により 財団法人禅文化研究所として発足したものであります
いらい半世紀にわたる歳月の中で 内外の学者を結集して禅文化研究の実績を挙げ その余滴をもって禅関係の資料蒐集 書籍・雑誌の刊行 講演会 諸宗教との交流を行ない 禅文化全般にわたる普及活動を展開して参りました
平成24年4月1日より 当研究所は国からの公益認定を受け 公益財団法人禅文化研究所として新たなスタートを切りました これまでの研究活動に加え デジタルアーカイブス事業や教化・運営の実践講座 臨黄寺院のみならず 国内外の仏教研究者 一般在家の方々からの質問・問い合わせ等への回答など 宗門や社会からの求めに応じたさまざまな事業も展開しております
しかしながら 当研究所の財政事情を鑑みると十分な活動を行なうには明らかな資金不足であり 従来通りの自助努力だけでは既に限界にきております
ここにおいて研究所役員会は 深く事態を憂慮し 数年前より「公益財団法人禅文化研究所賛助会員」を組織し 安定した財政基盤の構築に着手することにいたしました 記念すべき臨済禅師・白隠禅師の遠諱も一段落を迎えましたこの機会に 貴寺院 尊候にも是非とも趣旨にご賛同の上 会員の一員となって頂きたく お願いを申し上げる次第であります
年々厳しさを増す社会情勢下ではありますが 何とぞ 現今内外からの注目と期待を集めております当研究所の意義をお認め頂き 公益活動への格別のご支援を賜りたく 伏して懇願申し上げる次第であります
平成29年6月吉日
公益財団法人 禅文化研究所 理事・幹事一同羅拜
※賛助会員について詳しくはこちらのリーフレット(PDF)をご覧下さい。
また、賛助会員ならびに寄付金募集につきましては、こちらのホームページでも記しております。