季刊「禅文化」7月号が、25日に発刊となります。
今回の特集は「白隠禅師シンポジウム-京都-」。
白隠禅師は、日本臨済宗中興の祖と仰がれながらも妙心寺には上堂されておらず、このためこれまで妙心寺での遠諱慶讃法要は行なわれてきませんでした。禅師没後250年となる今年、妙心寺法堂において初めて法要が勤修された翌日、花園大学教堂にて開催された「白隠禅師シンポジウム(京都会場)」(主催:臨済宗黄檗宗連合各派合議所、共催:花園大学)。この催しを、誌上で振り返ります。
龍澤僧堂師家・後藤榮山老師の提唱式講演「白隠前後無白隠」を巻頭に、愚堂東寔に対する白隠禅師の特別な敬意を、その書画から紐解く論攷などを掲載。シンポジウムにご参加いただけなかった方にも、その空気を感じていただけるよう臨場感を意識しました。
また、禅師は明治天皇より「正宗国師」号を追諡されていますが、この事情にまつわる後藤老師の推論(表紙解説)もぜひお読みいただきたく、何卒宜しくお願い申し上げます。
くわしくは、こちらを御覧下さい。