はや10月になってしまいましたね。今月もいい1ヶ月でありますように。
さて、去る土曜日は、私にとって、久しぶりにとても文化的な日でした。午前中は自坊の檀家さんのご法事に勤しんだのですが、午後からは京都へ出向き、京都文化博物館にて日本写真協会の2017年JPS展を観ました。プロアマを問わず、日本全国から応募された写真作品の中から選ばれた入賞・入選作品を一同に観ることができる展覧会です。このところのマイブームが写真撮影である私も、じつは応募していたのでした。もちろん、ビギナーズラックなどということはなく、残念ながら入選されませんでしたが、いったい、他の人たちはどんな写真を撮っているのだろうと興味がありました。
さすがに入賞作品はどれもすばらしく、こんな写真をいつか撮れる日がくるかなぁという思いでしたが、入賞作品は色々と有り、身近な風景から、特殊な撮影をしたものなども多かったです。これなら、まだチャンスはあると確信し、来年も応募提出してみようと思った次第です。
ちょっとショックだったのは、あきらかな合成写真が入選していたのですが、審査員の目をかいくぐってしまったのでしょう。デジタルの世界には、こういったことがあるのですね。審査員の方のもっと厳正な目で作品を確認して欲しいと思いました。
その後、高校で美術の教師をしている私の高校時代の友人の個展を観るために、東山の方にある小さなギャラリーを訪れました。現代美術作家である彼の今年のテーマは「光」。作品3点が展示されていましたが、どれも不思議な世界を表現しています。
その次には、ゴスペルをやっている友人の発表ライブ。3組の発表と、セミプロのゲストの歌声を聞きました。もちろんゴスペルですから、キリスト教の音楽ですが、すべてがポジティブな内容であり、神に感謝する歌詞です。ゴスペルばかりのライブなど初めての経験でしたが、多くの観客で、非常に盛り上がりました。
さて、前置きなのか本文なのかよくわかりませんが、今日のブログのタイトルとは関係の無い話を長々としました。
秋らしくコスモスを主にして研究所の花を生けました。じつはこのコスモス、自坊の境内のものではなく、近くの檀家さんから頂いたのです。ご法事に行ったら、あまりにきれいにたくさん咲いていたので、少し分けて貰ったのでした。
このところ、一気に涼しくなって、体調を崩してしまっている方を散見します。気温の変化や乾燥に注意して、風邪など引かれませんように。