大本山国泰寺で臨黄合議所移動理事会

 

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10月末になっての2つの台風。被害を受けられた方々にはお見舞いを申し上げます。

自坊も21号台風のせいで、垣根が倒れたり、瓦が10枚ほど飛んだりと、それなりの被害はありましたが、大事にはいたりませんでした。ただ、翌日、琵琶湖線が終日運休したおかげで出勤もままならずでした。

そんな台風のいった翌日、10月24日の火曜日、富山県高岡の大本山国泰寺にて、臨黄合議所移動理事会が開催されました。まだ台風の影響でJRのダイヤに影響が出ていて、私も米原から指定席予約していた特急しらさぎに間に合わず、次のしらさぎに乗ることとなり、私と同様の多くのお客さんで満員の自由席で立って向かいました。

湖西線もこの日と翌日も運休していたので、京都からくる特急サンダーバードも琵琶湖線回りでくるということになり、多くの本山の役職の方々も苦労して足を運ばれたようです。

blog_MG_6154.jpg臨済宗黄檗宗の15本山から、総長はじめ各部部長などの重役が集まり、宗門の色々なテーマについて会議をいただき、また懇親をはかっていただくための2年に一度の移動理事会は、京都以外の本山の持ち回りで担当いただくことになっていて、2年前は浜松の方広寺でしたが今年は国泰寺でということで、早くからご準備をいただいて当日を迎えました。

blog_MG_6174.jpgまず方丈で国泰寺の管長猊下を導師に各派本山開山禅師への回向をいたしました。管長猊下からのご垂誨もいただき、その後、総長会、教学部長会、その他部長会の3室に分かれて協議を行ないました。それぞれの会で検討事項などがあります。今年は長らく続いてきた臨済禅師1150年・白隠禅師250年遠諱事業も最終年度ということで、遠諱後の宗門の活動をどうやっていくかというようなことも議題にあがっておりました。

blog_MG_6177.jpg会議が終わって、懇親会ならびに宿泊先である雨晴温泉まで移動し、賑やかに楽しく和合の宴会を行なわせて頂きました。