去る20日土曜日は二十四節気の大寒でした。これから立春まで、文字通り一年中で一番寒いとされる時期ですね。
今週の中頃には、また強烈な寒波が日本列島に押し寄せるとのことで、各地では注意が必要です。
自坊の回りは田園地帯で、土曜日の朝に外へ出てみると、あたりには霜が降りていて、大寒らしい写真が撮れたのでご覧頂きましょう。
水煙がたっていかにも冷たそうな水の流れでしょう?
またあたりの草も冬枯れで白くなっています。
近所の農家の方が田んぼを起こしています。これは寒堀りといって、寒い時期に田んぼを掘り起こして畝をたて、今年の稲作が豊作になるようにするようです。また、掘り起こすことによって土の中の害虫も少なくなるとか。トラクターで掘り起こされた土の上には、どこから見ていたのか目ざとく鳥たちがよってきて、掘り起こされた虫を啄んでいました。
前日に掘り起こした後には氷が張っていて、ここにも大寒を感じさせます。
インフルエンザや風邪が流行っているようです。自坊の檀家新年総会がありましたが、風邪でお休みの方も何人かおられたようで、毎年より出席者が少し少なかったようです。
皆さんも、体調に気をつけて寒い冬を乗り切りましょう。